「歩き方を変えるだけでしつこい肩こりが消える本 宮腰圭 著」
という本を読んでいて、この本のまえがきに書いてあることが
妙にしっくりきた。
’からだは他人のいうことは聞きません’
というテーマで、以下のように書いてある。
からだは主人(あなた)のことは大好きです。
主(あるじ)のいうことはよく聞きます。
人に変えられることには抵抗があっても、主である
あなた自身が変わっていく分には納得ができます。
治療家が施術するよりも、あなた自身がセルフケアを
することのほうが、よっぽどよくなる。中略
皮膚の移植でも、自分自身のものであればからだはそれを
受け入れようとしますが、自分以外の異物や他人の組織を
入れようとすると、すぐに剥がれてしまったり腐りだしてしまいます。
自分や自分に近いものでなければ、免疫がそれを拒絶し
受け入れてくれないからです。
これにちかい感覚だといえば、少し理解していただけるでしょうか?
からだが受け入れやすいのは、まず一番信用できる、疑いのない自分自身。
これが、生涯にわたって絶対に裏切ることのない、本当の自分の味方は
自分自身であるという、細胞レベルでの認識でもあるからです。「歩き方を変えるだけでしつこい肩こりが消える本 宮腰圭 著」より引用
・・・納得( ̄∇ ̄)
いくら人から言われ続けたとしても、自らがそのことに対して気づき、
納得しなければ、心も体も変化するのは難しい。
もちろん他の人に施術をしてもらうことで、自分の体と向き合うきっかけとなることも
あると思う。
それで自分が変化していこうと意識し始めると自ら行動にうつすようになる。
行動に移すと徐々に変化も実感できる→さらに行動に移す。
自分を変化させたいと思ったら、やはり自らが納得して行動していくのが一番。
他の人からアドバイスを受けたり、施術を受けた場合でも、
そのままにしてしまえばそれ以上にはならない。
そこから得た気づきを基に、本人が自らやってみて、腑に落ちることで、
自分のものとなる。
私は自力整体のナビゲーターをしているが、自力整体のよさの一つとして、
自ら動くことによって、体や心の状態を認識することができることだと思う。
人にやってもらうとその時は気持ちいいし、体調もよくなるかもしれない。
そう、一般的な良い状態にはしてもらうけれど、自らの内側からでた行動の先にある
自らが納得した心と体の状態とは異なる。
すると元に戻りやすい。
やはり元は自分自身なのだ。
自分が自ら気づく→行動に移す→変化を楽しめる→継続できる→習慣にできる
そんないい流れを作り出せるよう教室もじぶん塾も行っていきたいと、
この引用した文章を読んで改めて思った次第でございます(° ꈊ °)✧