玉響、、、美しい漢字だと思いました。
なんて読むのか・・・。
「たまゆら」だそうです。
玉は、美しい石や、宝石のことです。
その宝石が揺れる、ほんのわずかな時間のことを、玉響といいます。
「美人の日本語 山下景子 著」より抜粋
宝石が揺れると一瞬輝いて見えますね。
一瞬の輝きだからこそ美しいと思うだろうと思います。
人間て贅沢なもので、きっと、ずっと同じ輝きが続いていたら、
その美しさに飽き、それが普通となってしまうのだと思う。
そうしたら「玉響」なんて美しい言葉は生まれてこないだろう。
なんでもそうだと思うのです。
期間限定だから美しいとか愛おしいなどの感情が生まれる。
そして、それと同時に寂しさや切なさも背中合わせであるのだなと。
そこにドラマも生まれる。
花もそう、季節もそう、出会いもそう、人生もそう。
表裏一体とはそういうことか・・・
と一人で納得( ̄∇ ̄)