昨日の続きです。
昨日の記事はこちらから。
心身ともにというのは、心も心地良い状態でなければ、
肉体的な体も心地良くないはずだからです。
心も体も心地良いと感じることが「整体」であり、「健康」で
あるのではないかと思うのです。
体が整えば心が整うこともあり、心が整えば体が整うこともある。
人それぞれ、心地よい、やりやすいと思うところからアプローチして
いくと、心でも体でもそこから緩み始めるのではないかと。
そして、緩み始めた先には、深い呼吸があります。
たいてい、深い呼吸をしている時は心身共に心地よい時ではないでしょうか。
そうして、深い呼吸であれば眠りも深くなり、免疫力も治癒力もアップします。
私は今「自力整体」をお伝えしていますが、
全ての実技の目的は心身の心地よさだと思っています。
骨や筋肉の名称をお話して、そこを意識していただくことが
大切とお伝えしていますが、その部分を「正しい位置に矯正しよう」とか
「歪みを正そう」とか頑張る方向に意識を向けるよりも
「自分にとっての心地よさを模索する」方に意識を向ける方が
より自然なことではないかと考えています。
そうしているうちに、自分にとっての心地よい状態を模索するというのが
日常生活にも反映され、それが「自分にとっての整体」=「自然な自分」へと
繋がっていくのではないかと思うのです。