
最近話題の(私の中でだけ( ̄∇ ̄))あくびですが、
あくびの効果に「みぞおちがほぐれる」があります。
この「みぞおち」、前面胸の真ん中の骨である胸骨を
辿っていくとその先端より少し先(おへそ方面)の窪みに
たどり着きます。
そこが「みぞおち」です。
ここは、ストレスや緊張などですぐに硬くなる場所。
ストレスを感じたり、緊張したりすると歯をグッと噛み締め
顎が引き気味になりますね。
試しにこの「みぞおち」部分に軽く手を置いて(グッと刺激を与えてしまうと
痛みが出やすい場所なので優しく本当にふわっと軽く手を置くだけにします)、
顎をグッと引いてみてください。
「みぞおち」が硬くなるのが分かると思います。
逆に、口を緩めて顎を開きポカーンとさせると緩む。
笑顔になるだけでも緩みます。
この「みぞおち」は常に柔らかい状態が理想なのですが、
ストレスを受けやすい現代ではなかなかそうもいかないようで・・・(‐∀‐
硬い人も多いのかと思います。
(私も硬くなりやすいです)
なので、意識的に緩めることが大事かと。
「みぞおち」は体の様々なところと繋がっていて、
「みぞおち」のある裏側あたりにはこれまたストレスを受けると
硬くなりやすい胸椎11番があります。
またそのすぐ下あたりからは大腰筋という上半身から下半身をまたいで
太ももの内側につくインナーマッスルがあります。
座り姿勢が多く猫背などの姿勢になると大腰筋は硬くなってしまいます。
「みぞおち」も硬くなり、呼吸も浅くなる。
スマホをみているときもそうですね。
大腰筋が硬くなることにより、背骨が引っ張られ骨盤にも歪みが生じます。
太ももの前面や股関節も硬くなります。
(大腰筋は左右両方についているのですが、特に硬い方の大腰筋側の
股関節周りが硬いと思います(そりゃそうか(‐∀‐;;))
なので、「みぞおちをほぐす」ということは、背骨から太もも股関節まわりまで
ほぐすことにもつながります。
そこがほぐれてくれば、全身は繋がっているので足先までもいい影響が出てきますね。
それから、上半身。
「みぞおち」が硬い人は首も疲れています。
首の緊張が強いと「みぞおち」も硬くなる。
「みぞおち」をほぐしてあくびが出てくると
首もほぐれてきます。
ウォーキングでも足の付け根を「みぞおち」と考えて
意識して歩くと、「みぞおち」も大腰筋もほぐれやすく
なるようです。
全身のストレスや緊張解放に関わる「みぞおちほぐし」。
色々な方法があるようですが、
教室では、あくびとともにみぞおちほぐしを行っています。
気になる方は是非♪
そして、ウォーキングされる方は「みぞおち」を
意識してみるとウォーキング後の体のほぐれ具合も
変わってくるかもしれません(Ü)