昨日の夜、台所の窓を開けていたら秋らしい虫の声がしてきた。
いいな~♪♪と思って聴きながら、ふと思ったこと。
虫は、なにも人を癒す為に鳴いているのではない。
詳しくは分からないけれど、メスを呼ぶ為だったり、縄張りを示す為とか・・・
自分の為に鳴いている。
それが人を癒すことに繋がっている。
花も同じく、人に見られるために咲いているのではなく、
自分が必要で咲いたところに、人が鑑賞に来る。
もう一つ、最近素敵だなと思う方達に出会った。
一人は、レストランのフロアスタッフの方。
お店が混雑していて、ものすごく忙しい中でもずっと笑顔で接客対応していた。
もう一人、宅配便の配達員さん。
とても丁寧で、気持ちのいい感じの配達員さん。
同じフロアスタッフの方でも、配達員さんでも、
「もう、ほんっとーに忙しくてやってらんないっ(*`∧´)」
ということを全面に出している人もいる。
大変な気持ちは分かるけれど、それを全面に出してしまうと
人は離れるばかりで寄ってこないのではなかろうか。
気持良く笑顔で働く人たちも虫も花も、自分が楽しくて、あるいは
自分の為に行動していることに、人は惹かれる。
そして、それが人を癒すことに繋がっている。
「自分が自然に行っているものが人の役に立つ」ということが、
誰も無理をせず、エネルギーが上手く回ることなのではないか。
よく、「内側から湧き出るもの」というが、
自分が楽しくて、または自分の為に行動していることとは、
まさにそういう状態なのだと思う。
外側からのつくられたものではなく、自分の内面から湧き出るもの。
それには、無理矢理楽しもうとしたり、行動しようとするのではなく、
本当に心から楽しむ、心から行動することなのではないかと。
そうでないと相手の心までには伝わらない。
人でも他の生き物でも、自分の内面から湧き出るものが、
魅力になり、それに周りは惹かれるのだなと。
虫の声と笑顔で働く人との出会いから、大切なことを
教わった秋の夜でした(๑¯﹀¯๑)
台所から録音してみた虫の声。
ちょっと雑音入り( ̄▽ ̄)