私が整体を学ぶためによく読む本の中に、
片山洋次郎先生の本があります。
片山洋次郎先生は、
「野口整体」の思想をベースにしながら、
独自の整体法を創り出した方。
*「骨盤にきく 片山洋次郎著」著者紹介より一部引用
片山先生の本は、私にとっては整体を学ぶ本でもあり、
生き方を学ぶ本でもあり、リラックスする本でもあります。
学ぶ本なのだけれど、お風呂に入っている時や
寝る前に読みたくなるような感じ。
それは、片山先生のお人柄が文章に表れているからのような気がします。
(お会いしたことはないので、あくまで気がする、、、です)
「ふわっと」や「じんわり」、「ゆらぎ」といった温かい表現が多く、
その言葉だけでリラックスできますし、
「生」に対して、あるがままを大切にされていることが
伝わってくるのです。
そのことは、自己肯定にもつながり、リラックスできる
大きな要素の一つだと思います。
私が大好きな片山先生の言葉に
「眠りとは呼吸による究極のマッサージ」
という言葉があるのですが、
本当に深い呼吸で寝られるとそれだけで気持ちいい。
自力整体や人にしてもらうマッサージや整体なども
呼吸が深くなっていくほど、体の底から気持ちよさを
感じるのだと思います。
回復力とはどのような時に発揮されるのでしょうか?
それは、深い呼吸が得られた時です。「ほっと一息つく」瞬間に訪れるのです。
こういう呼吸が連続的に訪れるのが睡眠です。本来、気持ちよく疲れて気持ち
よく眠るというサイクルが保たれていれば、他には何も要らないのです。
中略疲れを感じたり、痛みを感じたりすることも、見方を変えれば人が生きていく
流れの中では、次のステップへのサイクルを回すための表示・サインであり、そ
の流れを滑らかにするのが深い呼吸です。この深い呼吸をどうやって導くのかが
様々な療法、健康法の共通の鍵になります。
*「生き抜くための整体 片山洋次郎著」より抜粋
片山先生の本は、読んでいるだけで呼吸が深くなる感じがします。
不調なこともいけないことではなく、次へのステップへのサインと
捉えることもできると。
そういったこともトゲトゲした気持ちがほわっと緩むきっかけに
なるのではないでしょうか。
是非是非ほっとリラックスしたい方、片山先生の本、おススメです♪
(たくさんの著書が出ています(Ü))