「嫌われ松子の一生」という映画を観た。
内容は記載しないけれど、ものすごくインパクトのある映画。
しかも、か-な-り暗いストーリーであるにも関わらず、
テンポの良いコメディタッチな部分も感じられる。
この映画を通して私が一番感じたことは、
愛は欲しているうちは手に入らない。
ということ。
そして、欲しているうちは不安要素だけに焦点が向いてしまってるから、
自分が実は人から愛されているということに気づきにくい。
これは、様々なことに繋がるのではないかと思う。
何かを欲するということは、受け身の状態になりやすく、
〇〇して欲しい、〇〇と思われたい
と外側に意識を向けがちになる。
そう思っているだけの状態が長く続くと、
自分がこんなに思っているのに!とか、なんで自分だけ・・・
というネガティブな感情が生まれてきやすいのではないか。
大事なのは、何かを欲した時に、
自分がこの状態に対してどう行動すればよりよくなるのか?
と能動的に考え、行動することなのだと思う。
そして、それはたとえ能動的に行動して挫折したとしても!
その挫折に対して、受け身になった途端、人のせいにしたくなる。
(受け身の時って、モヤモヤしている時が多いと思いませんか?
私は自分を観察していて、モヤモヤしている時は受け身の時です(笑))
だったら、それに対しても能動的に行動すればいいと思う。
(人の気持ちって本当に面白い。)
この映画のセリフに
「人間の価値って、人に何をしてもらったではなく、人に何をしたか」
というような言葉があったが、能動的な行動はそこに行きつくのではないかと。
そして、それは回りまわって自分に返ってくる。
そんなことを考えさせられた
「嫌われ松子の一生」。
you tubeでも観られるようです♪